炎天下の中、天白公園を目指すあんころもち
頭の天辺は直射日光に照らされ続け回復不能の毛根たちが悲鳴をあげていた。
携帯のMAPを見ながらなんとかたどり着く事が出来た。
目の前に広がる緑のオアシス。とても爽やかな気分だ。テンションも上がる。
しかし気になる事もある。
滅茶苦茶「蚊に刺されそう」
虫除けスプレーなんか持参しているわけがない。
やっとたどり着いた満足感と不安の入り混じった複雑な気分。
ここで引き返す訳には行かないので意を決して中へ突入する!
歩き続ける事数分・・・
蚊がいない。
汗だくO型メタボの美味しそうなおじさんが入って来たのに寄ってこない。まさか蚊にまで避けられてるのか。ちょっと寂しいじゃないか。誰か相手してくれよ。
先ほどの雑木林とは雰囲気もかわりに竹林が現れた。
いたるところに「タケノコを取るな」の看板が書いてある。
春先には立派なタケノコが生えると確信。
取るなと言われると欲しくなってしまう。
昔タケノコをもらってどうすればいいか分からず大量のシナチクを作った記憶が蘇る。タケノコ1本もいらないや。
そんな事を思いながら歩き続けた。
森に入ってある想いが蘇る
カブトムシ、クワガタ
絶対いる!
この天白公園、絶対クワガタがいる!
少年の心に火がついた。
竹林を抜けると再び雑木林が広がった。
ドングリ系の木に目的はある。
クヌギ・コナラ、樹皮のゴツゴツした木のウロを見渡すが虫一匹いない。
お昼の時間帯なので流石に無理か。
いや、少年の頃の自分を信じろ。虫博士と呼ばれたあの頃を。心の声が聞こえる。
少年の頃に戻り千里眼発動!
千里眼(せんりがん)とは千里先など遠隔地の出来事を感知できる能力または能力を持つ人。透視と呼ばれることもある。仏教における天眼通(てんげんつう)。
広目天がこの能力を行使出来たとされるほか、媽祖に使役されている鬼に、この能力を持つ千里眼と呼ばれる鬼がおり、順風耳と呼ばれる鬼と共に一対で仕えている。
怪しい樹木を発見!
カナブンやスズメバチが大量にいる
手が震えピンボケだ!
樹液に群がる昆虫に思わず胸が熱くなる。
この木だけでスズメバチはかるく10匹はいる。
カナブンもいたのでおそらくカブトムシやクワガタも集まる木に違いない。
くまなく探すもクワガタは見つからず、蜂が先制攻撃を仕掛けてきたので泣く泣く退散した。
しかし走って逃げたその先に希望が現れる。
クワガタがいそうな怪しい木を再び発見
千里眼モードはまだ続いている。
クワガタらしき集まりを発見!
さすが虫博士!
手を伸ばし捕まえようとしたその時!
全身の毛穴が開き鳥肌がたった。
閲覧注意
お食事時、心臓の悪い方はご遠慮ください。
クワガタっぽいけど違う!
ツノがない。
ツノじゃなくて触角ぅ〜
炎天下の中、ちょっとだけ涼しい想いをしました。
でも暑かった〜
みなさまお盆はいかがお過ごしでしょうか。
私ごとですが今月で会社を退職する事になりまして只今有給消化中です。
しかし多忙のため本日から再び出勤になります。
本来であればブログに使える時間もあったはずなのですがもう少し時間がかかりそうです。
イラスト関係の仕事、副業の収益、今後の展望など書きたい事は山ほどありますが気楽手に書ける日記からのんびりやって行きたいと思いますので今後ともよろしくお願いします。
では、仕事に行ってきます。